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Project Story プロジェクトストーリー

安心してスタートが
切れる環境を
整えてあげたい

営業本部 営業教育課

木下 美穂 Miho Kinoshita 矢島 正裕 Masahiro Yajima 課長 大森 一弥 Kazuya Omori 課長代理 平間 香理 Kaori Hirama

営業教育課のメンバーに
教育プロジェクトの立ち上げについて
振り返ってもらいました

営業教育課とは何をしている部署ですか?

大森 営業教育課は主に、営業スタッフと事務スタッフ、新卒社員、中途社員に関わらず、新入社員に対して教育を行う部署です。具体的には、営業に関する基礎知識と受注業務のステップを教育していきます。トレーニング期間は、新卒社員と中途社員で異なりますが、営業スタッフは新卒社員が技術的な研修を含めてトータル1年間、中途社員が2ヶ月、事務スタッフの新卒社員が約2ヶ月、中途社員が約1ヶ月になります。

矢島 主には人材育成を目的にしていて、社員が成長するための環境づくりをしています。新卒入社社員は、社会人としての基本的なスキルからトレーニングするので、電話対応や名刺交換からスタートするんです。

平間 新卒社員だけでなく、中途社員も、入社した人すべてに教育を行っています。また現在は、少しずつ中堅社員向けのトレーニングもしていますね。

なぜこの部署を立ち上げたのですか?

矢島 もともと社員教育は営業所で進めていたのですが、教える側も自身の業務を進めながら教育をしていく必要があり、教育者側の負担が大きかったことと、さらに教える側のスキルや内容にバラツキがありました。ですから「営業所の負担軽減」と「スキルの統一」を目標にまずは営業本部内のプロジェクトとして立ち上げられました。そして2023年1月に新たな部署として営業教育課となりました。

平間 実は、営業と営業事務は経緯が少し違うんです。営業事務は、その業務をなかなか教えられる人がいないというのが一番の理由です。業務が日々忙しく、人数も少なくて、他の業務があってできない。その状況を打開するために私たちが事務スタッフ専任で教育を始め、後に営業職チームと合流し現在の営業教育課となっています。

いままでこのプロジェクトを進めていく上で、問題点などはありましたか?

平間 私たち営業教育課と現場である営業所が今までOJTで時間をかけて教えていた内容をある程度の短時間で教育していくので、どこまで私たちが受け持って教えていくかの摺り合わせが難しかったですね。 OJTとは「On-the-Job Training」の略で、職場での実践を通じて業務知識を身につける育成手法のこと。

矢島 私達が扱う足場って商品数がとても多いんですが、使いかた、用途や法令(ルール)まで覚える必要性があるので、その範囲をどこまでにするかが現在の課題であると私は思っています。

木下 営業事務は、受注業務以外にも業務があるので、そこも教えてほしいというオーダーがあります。やはりこちらも営業所からのオーダーに合わせるのが難しいですね。

大森 しかしながら現在、営業教育課で受け持っているのは、本当にベースの部分で、例えば営業スタッフであれば、一通りの営業業務の流れを理解して、先輩営業スタッフと同行営業を開始できるまでの部分を担っているんです。要望と現状のギャップの摺り合わせをしていきたいですね。

矢島 私もカリキュラムだけじゃ足りないという声を聞きますが、逆に削りたいというオーダもあるのが現状です。ですから現状はすり合わせに注力しているという感じです。また営業所によって、業種・取扱商材も違うので、営業所配属後になるべく相違が無いよう、お客様に合わせた教育もしてもらいたいとのオーダーもありますね。

問題に対して課内でどういった対策をしながらトレーニング制度を進めているんですか?

大森 まずは、各所からもらった意見の共有や現状報告として、毎月ミーティングをしています。

平間 少人数のチームなので、その都度細かく話しあって共有しています。

大森 現在は、東京営業所でトレーニングを行い、遠方の拠点はオンラインで行っています。最終的に営業職は、営業同行をして課題に対してアドバイスし、営業事務では最後の2,3日で一緒に実践練習をします。また、新卒営業の方は半年間、設計や安全に対する知識を身につけるため、技術営業部の中で教育していきます。新卒営業の方とは、月1回面談し「何を感じているか、悩みはないか、何を学びたいか」などを聞きます。意外と素直に言ってくれるので、とても参考になりますね。

矢島 新入社員を預けている技術営業部になるべく任せっきりにならないように注意しています。営業教育課のメンバーが交代で面談をして、新入社員としっかりコミュニケーションを取っています。不安や悩みなども言いやすいような環境を作ろうと努力をしていますね。

木下 面談の時、皆さんの表情が明るいと嬉しいですね。
悩みもあると思いますが、お話する中で皆さんの成長を感じます。

平間 新入社員にとっては、社会人となって一番最初の配属先ですので、大きな責任があります。1日も早く会社や仕事に馴染めるように心がけています。

今、現実の現場やプロジェクトの中で、どのような効果がでていますか?

大森 今までの営業所でのOJTだと、新人を教える方が手を取られているので、その方が受け持つ分の仕事を周囲の方がフォローもしないといけないので、労力と手間がかかるんですが、所長や事務リーダーからのアンケート返信には、「労力削減になるからとても助かる」「即戦力になってくれている」という声を頂いています。

矢島 人を教育するというのは効果は見えにくいし時間がかかるんですが、「こういう仕事が取れた」と先輩と一緒に報告しに来てくれるのでとても嬉しいです。

木下 営業事務は、各々の受注件数を数字で見られるんですが、教育を受け終えた社員の数字が上がっていくのを見ると、効果があったかなと思って嬉しいですね。

最後に今後の展望をお願いします

木下 今は少人数なので実施できないことも多いですが、できる限り営業所の期待に応えて、即戦力を育てられる環境づくりを目指します。また、新入社員の皆さんから学ぶことがたくさんあるので、講師としてもスキルアップしていきたいです。

矢島 まだ発足して日が浅いので、新入社員が自分から成長したいという意識を育てられていない気がします。社員全員が成長したいと思うような教育環境を創って行くことが会社の成長になるのではないかと思っています。

平間 新入社員だけではなく社員全員に合った教育を行うことで、学び、成長しながら業務を行っていくというのが理想です。その為には、私達も成長し質の良い教育を実施して、会社を盛り上げていきたいと思っています。

大森 課としては、会社から求められて、頼られる存在でいたいと思っています。営業も営業事務も日々忙しい業務の中で、学ぶ環境があってもできないことも多いと思いますが、将来的には、各々が学びたいことを学びたい時に学ぶことが出来る環境を作っていければと思っています。また、新しく入社される方達に安心してスタートが切れる環境を整えてあげたいです。

フローテーブル
※お客様の現場によって関わり方は様々です。 ※5・6は全ての現場に該当するわけではありません。

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